「早起きは三文の得」
この言葉は誰でも聞いた事があるかと思います。
三文がどれくらいの価値なのかというと、大体100円くらいです。
「えー!早起きしてたったの100円??」
僕は子供の頃に母からこの話を聞いてそう思いました。
早起きが苦手な人には共感してもらえると思います。
たったの100円と聞くと早起きしたくないですよね。
むしろ100円払うからゆっくり寝かせて欲しい。笑
僕は小さい頃から早起きが大の苦手です。
というか大嫌いです。
昔は相当な遅刻魔で、高校生の頃なんて遅刻しないで学校に行くとクラスメイトに驚かれるくらいでした。
さすがに現在は改善されましたが、休日となるとどうしても妻に甘えてしまい寝坊助に戻ってしまう事もしばしば。
僕の子供達もしっかりその遺伝子を受け継いで、4人揃って寝坊助です。
そのため学校がある日は子供達を起こす妻の怒声が響いている我が家です。
今日も元気な怒声が聞こえてきたので、早起きについて考えてみたいと思います。
金銭的な価値
「三文」とあるように、金銭的な価値を考えてみましょう。
冒頭で話した通り、三文はおよそ100円の価値があります。
一日100円と考えれば魅力に欠ける気もしますが、人間は毎日睡眠をとります。
100×365=36500
つまり毎日早起きを続けた場合、一年間で36500円の価値があります。
結構な金額になりますね!
ましてや子供からしたら、36500円なんて夢のような金額です!
もしも経済的に余裕がある人は、早起きしたら100円あげる〜なんて約束したら、子供に早起きを習慣付け出来るかもしれませんね!
少なくとも少年時代の僕なら絶対に早起きしてました。笑
大人の場合は誰かから早起き手当をもらえる訳ではないので次の価値を考えてみましょう。
早起きの価値は自分で高める?
早く起きたことで生まれた時間で何をするか。
ここが早起きの難しいところです。
よく言われるものを区別すると
・読書や英会話をはじめとした勉強系
・ヨガやウォーキングなどの健康系
・自分の趣味などの娯楽系
このように区別できます。
確かにこれらができれば人生は豊かになって、三文の得どころではないですね!
でも、ただでさえ早く起きるのが苦手な僕には無理です。笑
そもそも自分の行動によって価値を高める必要があるなら、早起き自体の価値とは違う気がします。
夜の方が作業効率が良い人もいますよね。
自分の為と考えると、どうしても言い訳を見つけてしまいます。
だって早起き苦手ですから。
早起きで”家族に”三文の得を与える
もっともっとハードルを下げましょう。
自分のために早く起きれないなら、家族のために早起きするというのはどうでしょうか。
10分でも20分でも本当に少しの早起きで大丈夫です。
何か特別なことをする必要もありません。
”少し早く起きて、少し時間に余裕を持って、機嫌の良い状態を保つ。”
たったこれだけです。
ギリギリまで寝てる人って、大体機嫌悪いです。
僕は、機嫌が悪い人って周りに毒だと思っています。
だって不機嫌って感染るじゃないですか。
家族に不機嫌が一人いると、どんどん悪循環でみんな嫌な気持ちになって、結果的に家族の中で気が弱目の人が一番嫌な目にあったりします。
家族以外でも、職場などでも同じですよね。
この機嫌が悪くなる原因の一つを無くせば、結構ご機嫌で生きられるはずです。
”毎朝機嫌が悪い自分”がいなくなれば、周りの家族はご機嫌でいられるんです。
僕はこの考え方で寝坊助を脱却して、今は家族とご機嫌に暮らしています。
だからちょっとだけでいいです。
家族のためにちょっとだけ早起きしてみませんか。