こんにちは、ずま氏です!
皆さんのお子さんはお風呂好きですか?
お子さんがお風呂嫌いでぐずったり、ゲームに夢中で何度言っても入ってくれなかったり、お風呂が困りごとの一つになっているご家庭もあるのではないでしょうか。
我が家では狭いお風呂にみんなでローテーション形式で入るのですが、毎日お風呂用おもちゃの壮絶な奪い合いが始まります。
時に喧嘩に発展するので仲裁しながらも、基本的に僕は目をつぶってオブジェのように湯に浸かっています笑
この記事では子供とのお風呂について、少し視点を変えて考えたいと思います。
この記事でお子さんとのお風呂の時間がさらに楽しいものになれば嬉しいです。
お風呂ってなんのためのもの?
大人にとってのお風呂って身体を綺麗にするためだったり、一日の疲れをとるため、リラックスするためにありますよね。
でもこの価値観っていつ自分の中に芽生えましたか?
大人になるまでにいろんな経験をして上記のような価値観になりますよね。
例えば運動をして泥まみれになったら風呂に入りたいな〜と思うでしょう。それがきっかけで”お風呂で身体を綺麗にする”という目的だったり価値観が生まれると思うんです。
思春期になると自分の体臭が気になってお風呂にちゃんと入るようになる子供もいますし、女の子は高校生くらいになるとデトックス?とかでやたらと長風呂になったりする人も多いですよね。
でも小さい子供はお風呂に対して、そんな価値観を持ってないんです。
それでは子供にとってお風呂の価値はなんでしょうか。
僕は”遊び場”だと思います。
お風呂は子供の遊び場
子供ってプールに行くと楽しそうにはしゃぎますよね。
お風呂だって子供にとってはプールと同じなんです。
潜ることはできるし、誰かに水をかけて遊ぶこともできます。
むしろ素っ裸の家族しかいない空間で余計に楽しいかも知れませんね。笑
お風呂に入る理由として、身体を綺麗にすることもリラックスすることも間違いなく正しいと僕は思います。
でも正しさだけを考えることは間違っているとも思います。
親が早くお風呂に入るように子供に言っても、なかなか入ってくれませんよね。
あれってきっと、「早くお風呂に入って綺麗に身体を洗いなさい」っていう意味だとバレてるんです。
でも兄弟同士で「早くお風呂で遊ぼう!」なんて会話をしているときはすぐにお風呂に直行します。
親御さんから「お風呂で遊ぼう」とお子さんを誘うの結構お勧めです。
我が家でも実践してるんですが、この一言で面白いようにお風呂に向かいますよ。
お風呂が嫌いな子供
お風呂に入らなきゃいけない理由っていくらでも説明できると思います。
でもそれって、子供が納得する理由じゃないですよね。
だって子供ってお風呂に入らなくて困ることってあんまりないじゃないですか。
それよりお風呂に入るとどんな楽しいことがあるのかを教えてあげたほうが子供は納得してお風呂に入りますよね。
子供って本当に鋭いです。
こちらがお風呂の価値観を押し付けると、本当にお風呂に入ってくれません。
あまり押し付けすぎるとお風呂嫌いにもなりかねません。
この記事を見ている親御さんはご自分のお子さんがお風呂嫌いになるのは避けたいと思っているはずです。
子供の頃にお風呂が嫌いになって、大人になっても嫌いなままだったらどうしよう。。。なんて心配になりますよね。
特に女性は髪が長かったりすると、男性よりもお風呂に入る手間が掛かるためその分体力を使います。
仕事で疲れて帰ってきて、化粧を落としてお風呂に入るのって女性にとって結構ハードワークですよね。
そして朝早く起きてまた化粧をしなきゃいけないわけですから本当に大変だと思います。
お風呂に限らず、一度嫌いになってしまうとそれを克服するのはかなり大変です。
小さいうちからお風呂を好きになってくれればそういった心配も減るのではないでしょうか。
まずはお子さんがお風呂嫌いにならないように、子供の価値観に寄り添ってお風呂に誘ってみましょう。
子供の頃の思い出
僕は子供の頃お風呂が嫌いでした。
母がスナックで勤めていたこともあり、僕は祖母と一緒にお風呂に入っていました。
祖母はお風呂で毎回歌を歌ってくれるのですが、同じ歌をリピートでずっと聞かされます。
一曲1分くらいの童謡をずっと。
僕はこのせいでお風呂の時間が苦痛で仕方ありませんでした。
僕はお風呂でおもちゃを使って遊びたかったんです。
それを伝えても祖母は歌い続けました。
完全に祖母の自己満足です。
これが小学4年くらいまで続いて最終的には僕から拒否しました。
他人事のようでも、僕の祖母と同じことをしている人って意外といるんじゃないかと思います。
大切なことなので何度も言いますが、子供の価値観を一番に考えてあげてください。
もしも祖母が童謡エンドレスリピートではなく、”流行っている歌や音楽の授業で教わったものを一緒にお風呂で歌う”など少し工夫していたらまた違った思い出になっていたかも知れません。
一緒にお風呂に入れるのは当たり前じゃない
毎日子供をお風呂に入れるとなるとせっかくの親子の時間も、苦痛の時間に変わってしまうこともあるかも知れません。
ですが親御さんの仕事によっては、子供とお風呂に入りたくても入れない方もいます。
長距離のトラック運転手や夜勤が多い方はそうかと思います。
そういう親御さんからしたら、子供と一緒にお風呂に入るのってすごく贅沢時間ですよね。
毎日子供と一緒にお風呂に入れる方って、そんな贅沢な時間を毎日過ごしているんです。
例え話になりますが、いくら贅沢とはいえ毎日ステーキが出てきたら飽きるのはわかります。
でも味付けを変えてみたり、焼き加減を変えてみたり、カレーの中に入れてみるとかの工夫をすれば毎日出てくるステーキとも上手に付き合っていけますよね。
もしもお風呂に入るのがネガティブな時間になっているなら、それはきっと親御さん自身もお子さんとのお風呂の時間が当然になって飽きているからでだと思います。
もう一度贅沢だと感じるように工夫してみてください。
子供とお風呂に入りたくても入れない親御さんと話してみるのは結構お勧めですよ。
人が欲しがっているものを大事にしたがる人って多いので、よかったらやってみてください^ ^
温泉ではルールに従おう
ここまでお風呂の話をしましたが、温泉などの公衆浴場では注意が必要です。
親子といえど混浴です。
国の条例では「概ね10歳以上の男女を混浴させないこと」と定められています。
しかし県によっては11歳までは混浴が認められていたり、逆に厳しかったりと対応が異なりますので、旅行の際は計画の段階で施設に確認することをお勧めします。
まとめ
親御さんの価値観ではなく、お子さんの価値観に寄り添ってお風呂を考えてみましょう。
子供の成長の過程でお風呂の価値観は変わっていきます。
まだ小さいお子さんの場合は特に、お子さんが楽しいと思えるようなものとお風呂を紐づけてあげると親子でストレスなく楽しいお風呂時間を過ごせるはずです。
そうやってお互いに楽しい時間を過ごしたほうがお子さんの成長にも間違いなく良い影響を与えるはずです。
少しの工夫とお子さんの価値観を優先させていただいて、是非お子さんと贅沢なお風呂時間を過ごしてください^ ^