先週の話。
学校から帰ってきた長男は足を捻挫したらしく、大袈裟に足を引きずって帰ってきました。
僕「またふざけて怪我したの？」
息子「違うよ！真面目にやって怪我したんだよ！」
僕「医者に行くレベルの痛さ？」
長男「医者に行くレベルの痛さだけど、Fortniteしたいから大丈夫！」
僕は最近息子にパソコンを買ってあげたのですが、これが災いしました。
息子からの提案でゲーミングPCを購入したのですが、この選択は本当にミスしたなぁと思います。
なんせゲーム以外のことをやらない！！！
パソコンを買ってあげた経緯を少しお話しすると、、、
一人一律１０万円の給付金を受け取った時に、このお金の使い道を夫婦で考えたんです。
僕たち夫婦の共通認識は、”このお金は、子供達もそれぞれ使う権利がある”というものでした。
はっきり言って、我が家は裕福ではありません。
正直この１０万円×４は生活費の足しにしたい思いもありました。
でもそれ以上に、”このお金を息子の教育投資に回したい”という気持ちの方が強かったんです。
長男は今年小学校４年。
まずは長男にこの１０万円を使わせることにしました。
１０万円なんて大人でも大金です。
子供にとっては夢のような話でしょう。
僕は息子ときちんと話をすることにしました。
僕「１０万円使えるとしたら、何を買いたい？自分に将来役に立つもの限定ね！」
長男「パソコン！学校でもパソコン使って授業するみたいだから絶対必要だし、使いこなせたら将来それで仕事できるかもしれないでしょ？」
即答です。
率直に、こいつすげぇ優秀だな！と思いました。
この理由を聞いて買ってあげない選択肢はありません。
善は急げということで、早速息子とネットでパソコン探し。
長男「どうせ買うならゲームできるパソコンがいい！」
僕「でもゲーミングPCって結構高いよ？」
長男「いくらするの？」
僕「１０万円しないくらいかなぁ」
長男「買えんじゃん！！！」
そんな感じのやり取りで結局ゲーミングPCを買うことになりました。
無事にパソコンも届き、初期設定を終えて、長男は念願のパソコンを手に入れました。
感極まっているのか、しばらくデスクトップを眺める長男。
そして一言
長男「パパ！Fortniteどこ！？」
最後の意地でFortniteのインストールはしてあげませんでした。
数日後、子供部屋からブツブツ話し声が聞こえるので覗いてみると、そこにはフレンドと会話しながらFortniteを楽しむ長男の姿が。
僕「え、なんで？ママにインストールしてもらったの？」
長男「YouTubeでやり方みて自分でやってみた！」
まさかの自力。
思わず普通に褒めていました。
僕「すごいじゃん！YouTubeで何かを学ぶなんてなかなかできないことだよ！算数とかも国語もわかりやすく教えてくれる動画あるから、あとで一緒にみてみようよ！」
長男「大丈夫。」
大丈夫という拒否。
まるで、盾で攻撃されたような感覚。
全然大丈夫じゃない。
それ以来、息子は冒頭のようにFortnite中毒になってしまいました。
成績もまぁまぁで、宿題をそつなくこなすあたりが本当に憎たらしい。
ゲーミングPCを買ったのは本当に失敗だったなぁと改めて思いました。
子供にパソコンを買い与えるときは、ゲームができないスペックのものを選びましょう。
ちなみに残り三人の子供の給付金は貯金しておいて、いずれ今回のように自分で使い道を決めさせる予定です。
