長男に片親育ちと告白してみた

子供に片親育ちだとカミングアウトする

これは片親で育った親が経験することです。

人により様々だとは思いますが、今日は僕が長男に片親育ちと告白した時の話をしたいと思います。

まだカミングアウトしてない人は、参考にしてみてください。

いつ片親育ちだと告白したの?

僕は仕事柄、お正月しか連休が取れません。

お正月だけは三連休をいただけるので、毎年お正月は僕の実家に帰省してゆっくり過ごします。

その帰りの道中、車の中で僕から息子に話しました。

その時息子は小学校1年でした。

どんなきっかけ?

僕の母、ずま氏ママは現在58歳(当時54歳)です。

幸いなことにずま氏ママには彼氏がおります。

ずま氏ママはスナックのママをやっておりますので、同年代の女性よりはモテるようです。

その彼氏さんとは、僕が婿に行ってすぐお付き合いを開始しました。

長男が生まれた報告の電話したら彼氏できたこと報告されましたからね。

息子ながら愉快な人だなぁと思います。

正月はその彼氏さんも一緒に過ごします。

とても気さくな人なので僕達家族も仲良くさせてもらってます。

ただ、長男には少しだけ疑問に思うことがあったようです。

それは僕が彼氏さんをお父さんと呼ばず名前で呼ぶことでした。

長男は物心ついた時から、彼氏さんを僕たちと同じように名前で呼んでいました。

ですが長男ももう小学校一年生。

彼氏さんを”じいちゃん”と呼ばないことに違和感を感じたようです。

それが一番最初のきっかけだったと思います。

話すことに抵抗はあった?

僕自身は息子に片親育ちだと告白することには一切抵抗はありませんでした。

その年の正月帰省では彼氏さんに懐いているはずの長男が彼氏さんの名前をほとんど呼びませんでした。

そろそろちゃんと僕の身の上話をするべきだと思い、帰りの車で話をすることにしました。

話を聞いた後の子供の反応は?

なんとなく察してはいたそうです。

長男「そんな気はしてたよ。だって誰も彼氏さんに似てないもん。

意を決して話した自分がアホに思えました。

そりゃそうです。

血の繋がりがないので当然似ていないのです。

それでも僕のことを気遣ってか、こんなことを言ってきました。

長男「クラスの〇〇もお父さんいないよ。あと△△もお父さんいない。だから大丈夫なんじゃない?

不器用ながらもフォローしてくれました。

片親育ちを告白したその後

翌年の帰省の時も、長男と彼氏さんは例年通り仲良くやっていました。

少しだけ変化したのは、長男がたまに僕の子供時代を聞いてくるようになったことです。

僕が片親で育ったことを勘づいていたので、今までは子供ながらにあまり触れずにいたようです。

なんだか悪いことをしていたなと思う一方で、自分の言葉できちんと長男に話をすることができて本当に良かったと思っています。

僕が自分から話していなければ、今もまだ長男は僕に気を遣ったままかもしれません。

クラスの片親の友達のことも気にかけているようで、よく長男の話に出てきます。

長男の成長にも繋がったように感じます。

まとめ

人それぞれタイミングはあるかと思います。

言い出しづらいと感じるかもしれません。

それでもカミングアウトの際は必ず自分の口から伝えましょう!

そして、ちゃんとその時の子供の反応も見てあげてください。

それも大切な思い出になり、子供とご自身の成長にも繋がります。


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