子供が宿題をしない!【子供の立場からみた宿題をした方が良い理由とその習慣術を紹介】

ママ代表
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子供が宿題をしない!ゲームばっかり!
このまま大人になって大丈夫かしら!?

授業参観などで他のママたちと顔を合わせるとよくこんな悲鳴が聞こえてきます。
子供が宿題をしない事にストレスに感じる親御さんは多いのではないでしょうか。

子供が宿題をしてくれないと言うのは保護者の永遠の課題ですよね。

我が家にも小学生の子供が3人いますが、なかなか宿題をしませんでした。
何回注意してもダメで、まさに大変なことは後回しにするタイプに育ってしまいました。
返事だけはちゃんとするんですが、肝心の宿題には全く手をつけてくれません。笑

まぁ子供なんで当然ですよね笑
僕も前までは宿題は子供の仕事だー!
みたいな理屈で宿題をさせていたんですが、全く効果がありませんでした。

僕自身、全く宿題をしない子供でしたので注意するのもちょっと気がひけるんですよね。
今思うと、子供たちは宿題をやるという事自体に納得していなかった気がします。

そこでこの記事では、お子さんが宿題をしないという悩みを持っている親御さんたちに向けて、
子供の立場から見て宿題をした方が良い理由を解説します。

結論から言ってしまうと、宿題をしないのはよくありません!
学力の面でも宿題をした方がいいというのは間違いありません。

しかしだからと言って、宿題をやらない子供たちが悪いのかと聞かれるとそうは思いません。

宿題はあくまで子供達の課題です。

だからこそ子供の立場で考えてみませんか?

宿題をやらない子供にも、子供なりの理由があるはずです。

この記事を読んで、宿題というものを子供目線でも考えてみてくれるようになってくれれば嬉しいです。


子供が宿題をしない理由

そもそもなぜ子供は宿題をしない・したがらないのでしょう?
まずはこの部分を子供目線で考えてみましょう。

学校で勉強しているから

子供たちは学校でたくさん勉強しています。
”こんなに勉強しているのにまだするのか。。。”
こんなふうに感じてしまう子供も多いでしょう。

学校で半日勉強して、家に帰ってからも宿題。

仮に勉強が好きだったり得意だったとしても、これでは嫌にもなりますよね。

とにかくもっと遊びたい

子供たちはとにかく遊びたいのです。
ゲームやインターネットなど楽しいもので溢れています。

昔とは違って、スマホ・PCさえあれば無料でゲームやYouTubeが見れてしまいます。

そんな誘惑が多い現代で勉強ばかりというのはまさに生殺しです。

宿題をしても褒められない

子供の頃こんなことを言われたことありませんか?

「宿題は子供の仕事。大人も仕事をするんだから子供も宿題をしなさい。」
「出された宿題をするのが当たり前。」

意外とこんな考えを持っている大人って多いように感じます。

子供からしたらたまったもんじゃないですよね。

だって宿題をしたところで誰も褒めてくれませんし、喜ばないんですから。

誰も喜ばず、自分も嫌な行為に価値を見出すのは、子供には難しいように思います。

勉強が難しい

最近の子供たちの勉強は昔よりも難しくなっているように感じます。
特に小学校4年生あたりから授業の内容がグッと濃くなります。

授業についていけなくなると、勉強って本当につまらないものになります。

つまらなくなった勉強を、家に帰ってからも宿題で出されるなんて耐え難いですよね。

学校が大変

通っている学校にもよりますが、現代の子供たちは、僕たちが子供の頃よりは長い時間を勉強に充てています。
僕たちよりも長い時間、僕たちよりもたくさんの教材を持って毎日学校に通っています。

少し前のニュースで、小学生の荷物が多すぎると言う報道がされていました。
そこにはパンパンのランドセルを背負って両手にも荷物を持って歩く小学生たちが写っていました。
荷物が多すぎて、子供たちの成長の妨げになるのではないかと問題視されているそうです。

そんな大変な思いをして帰ってきて、家に帰ると宿題をするように言われる。

子供の身になって考えると、ちょっと子供たちが気の毒になってきました。

子供が納得する”宿題をするべき理由”

子供に宿題をして欲しいなら、第一に考えるべきは子供目線でのメリットです。
ここを十分に理解していないと、宿題は子供にとってただの苦行になってしまいます。

授業が楽になる

まず子供にとって一番実感するメリットとしてはやはり授業が楽になるという点です。

誰でも自分が理解してちゃんとできることはやっていて楽しいですよね。
勉強もそれと同じで、宿題をすることで授業が楽になるというのは子供にとっての成功体験なのです。

楽をするために宿題をするというの子供にとって大きなメリットになります。

負けないために宿題をする

負けず嫌いな子供にとっては何事も勝負です。
一見すると大人しそうな子供でも、実は負けず嫌いだったりします。
というか負けて悔しくない人間って基本的にはいないと思います。

宿題をしないことで間違いなく学力の差が開きます。

友達に負けないためにも宿題をするというのも、宿題をするべき理由となるのではないでしょうか。

モテる

勉強ができると地味にモテます。
そして勉強ができるようになる条件の一つが宿題だと考えてみてください。

やるべきことをちゃんとできるというのは異性からすると魅力です。
その上で勉強ができるとくれば間違いなく異性からは一目置かれるはずです。

子供だって人格を持った1人の人間です。

異性に好感を持たれたくない人間っているんでしょうか?

こういった目線でも子供に宿題をするメリットを考えてみてください。

まだまだある宿題をするべき理由

宿題をするべき理由はあげればキリがありません。
いい学校に入れるとか、成績が良いと推薦・特待生で進学できるとかいろいろありますよね。
学校で恥をかかないようになんて理由もあるかもしれません。

でもこういう理由って、大人の都合なんですよね。

先述しましたが、宿題は親ではなく子供の課題です。
それをやらずに恥をかくのは子供ですし、いい学校に進学できなかったとしてもその人生は子供の人生です。

宿題をやらなかったとしてもあまり気負わずに、見守ってあげるのが一番大事なんじゃないかと思います。

ただし、宿題をやることのメリット・デメリットは上手に伝えてあげてくださいね。

メリット・デメリットを伝えることで物事の考え方が身につきます。

考え方を教えた上で、子供が選択できるというのが大切です。

宿題も大事ですが、お子さんとの人間関係に重点を置いてあげてください。

宿題習慣術

そうはいっても、やはり宿題をする習慣は身につけて欲しいですよね。
習慣化できる能力というのは人生において必ず役立ちます。

ここからは簡単にできる習慣術をご紹介します。

まずは1問だけやる

最もおすすめなのは、1問だけでもいいからとにかく手をつけるというものです。

宿題に限らず、物事を始める場合にはまず取り組むというところにハードルがあります。
宿題を終わらせるというのはハードルが何個もある状態です。
まずはとにかく一問だけやるというのはとても効果的です。

例えば難しい本を読む場合も、まずは1ページ。
それが難しければひと段落という具合に、徐々にハードルを下げていくとうまく習慣化できます。

この方法の良いところは、一度手をつけてしまえばやり続けてしまうというところです。

人間は一度手をつけると、その作業を終わらせたくなる習性があります。
未完成のまま終わらせるのも難しい生き物なのです。

こういった習性も上手に利用しましょう。
ちなみに一問が微妙なら1分にしてみるのもおすすめです。

お気に入りの文具を買う

お金をかけて少しでも宿題のやる気を出したいなら文具を買うのもおすすめです。
ただし、家以外では使わないでください。

家でする宿題を快適なもの・特別なものにすることでやる気を出させるのがこの方法の目的です。

小学生くらいの子供には実は効果的です。
学校によりますが、学校で使う文具は選べないことがあります。
理由は様々ですが、僕の子供の通っている小学校では授業に集中できないという理由でキャラクターものの文具はNGです。
ポケモンやドラクエのバトル鉛筆なんてもってのほかですね。
ですが子供にとってはキャラクターの文具ってやっぱり魅力があるみたいです。

そういった感情も上手に使って、子供が宿題をやる環境をグレードアップさせてみるのも良いですね。

まとめ

宿題は親の悩みの種でもありますが、あくまで子供の課題です。
宿題をさせたいならお子さんの目線からも宿題について考えてみてください。

宿題にはたくさんのメリットがありますが、親目線でのメリットと子供目線でのメリットが同じものとは限りません。
そういった考え方をお子さんと一緒に共有していくのが今後の親子関係を良いものにしていく上でも一番大切です。

もし宿題を習慣化したいなら宿題のハードルを下げるためにも、まずは1ページだけ取り組むというのが最もおすすめです。

おまけ 夏休みの宿題と糖尿病

糖尿病予備軍も含めて日本国内には2200万人もの患者がいます。
その95%がII確と言われる糖尿病です。

糖尿病と生活改善

II型の糖尿病

食べ過ぎや飲み過ぎといった生活習慣を原因とする糖尿病

糖尿病を改善するには運動不足を解消し、栄養バランスの整った適度な食事が欠かせないと言われています。
つまり面倒な運動や人間にとって健康な食事を摂るなどの課題をこなさなければならないのです。

ここまでくるともうお分かりでしょうか?

宿題を後回しにする子供は将来、生活改善の課題も後回しにする可能性が高いということです。

現に、 糖尿病患者に向けてアンケート調査を行ったところ、患者のおよそ7割が子供の頃に夏休みの宿題を休みの終わりごろにやることが多かったと言う回答が得られたそうです。

先延ばし癖をつけない

子供の頃、 夏休みに入ってから遊ぶことばかりに夢中になってしまい宿題を全くやらず、夏休みの終盤ごろに焦ってやり始めるようなタイプだった人は、大人になってからもそういった課題の先延ばしの癖を引きずってしまいがちです。

逆に子供の頃から夏休みの宿題を計画的にやるように癖をつけることができれば、間違いなく将来の健康維持にも役立つでしょう。

実際に先延ばしをすることで自分が大変な思いをすることも子供にとっては良い経験なのかもしれません。

その上で、日頃から問題を後回し・先延ばしすることのデメリットも伝えて、自分で物事を考える力も育てていきたいですね。


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